レコチョクとTOWER RECORDSが設立したアーティストとリスナーを繋ぐ次世代型の音楽プラットフォーム〈Eggs〉。同社が2020年から運営しているインディーアーティストへの配信サポートサービスが〈TOWER CLOUD〉です。

そんなTOWER CLOUDに登録され、Apple MusicやSpotifyなど主要サブスクリプションサービスから配信されている楽曲から、最新のものを中心にオススメの楽曲を紹介する連載〈Eggs黒沢のインディーズ雲の上〉。TOWER RECORDS新宿店の邦楽インディーバイヤーとして多くの才能を発掘し、現在はEggsに所属する黒沢忍が、特に聴いてほしいナンバーをピックアップしてくれます。CLOUD=雲のように広い音楽配信空間のなかでもひときわ光る、つまり雲の上にひょっこりと顔を出すような楽曲を揃えた隔週連載。では、〈インディーズ雲の上〉であなたの気になる1曲を発見しましょう! *Mikiki編集部

★〈Eggs黒沢のインディーズ雲の上〉連載一覧はこちら

 


Sleepless Sheep “lab.” 

Spotifyの公式プレイリスト〈Early Noise〉で彼らの前作を聴いた早耳リスナーもいることでしょう! 作詞/作曲/トラック制作を手掛けるLeonを中心に2021年1月に結成された新進気鋭の6人組バンド。ファーストEP『museus』、ファーストシングル“Pale”と各方面から高評価を受けての待望の新曲。エレクトロ/ネオソウルなアーバンサウンドを軸に彼ら独自の世界観は今作も健在! 都会の夜に共鳴する新たなシティポップの誕生か! 配信リンクはこちら

 

OWl “Morning”

SpecialThanks、Dizzy Sunfist、LONGMANと定期的に〈スゴイバンド〉が出てくる女性ボーカルメロディック界で新たな〈スゴイバンド〉出現! 2020年のEggs年間アーティストランキングで1位になり、年間楽曲ランキングTOP10にも3曲がランクイン。2枚のDEMO音源も一部通販サイトでスマッシュヒットを記録し、注目度が増し増しの2001年生まれ男女混合3ピース。彼らの記念すべきファーストフルアルバム『KICKASS』(〈タワレコメン〉にも選出!)からのリードトラック。哀愁全開のメロディーと骨太疾走感ともいうべきサウンドはパンクファンのみならず全ロックキッズたちに直撃すること確定! 配信リンクはこちら

 

UtaKata “或ルところに”

都内を中心に活動する3ピースオルタナティブロックバンド。持ち前の熱量を生かした疾走感のある演奏と、激情と儚さを帯びたドラマチックな楽曲構成で新たなシーンの先駆者となりうる彼らのファーストEP『今日にならない明日を想って』から、EP用に再録した代表曲。静から動への冒頭から、彼ららしい変拍子な転調、惹き付けるサビの疾走感、そして現実と理想の葛藤を描いた歌詞で構成された楽曲は感動にも値するほどのクォリティー! まさに〈This is UtaKata〉という楽曲です。この若き才能を今のうちからにチェックしてほしい! 配信リンクはこちら

 

Surrounded By Enemies “September”

2018年1月結成、地元・盛岡を中心に活動している4ピースロックバンド。
オートチューンを駆使したボーカルに、エモ/ラウドロックの要素を取り入れたギターロックサウンドでじわじわと注目を集めている彼らの隔月配信リリースプロジェクトの第3弾となる新曲。疾走感あふれるラウドなサウンドに夢や目標に向かって進み続ける全ての人に向けた熱いメッセージが込められています。歌詞のはめ方がマジで秀逸で、聴いててメチャクチャ気持ちいいです! 配信リンクはこちら

 

1994 “深呼吸”

2021年3月に活動を開始した4人組バンド。リリースは5月で、すでにKANA-BOONの鮪さんの引用リツイートで話題ですが、このバンドをもっともっと世に広めなきゃという使命感に駆られてのご紹介。きのこ帝国や羊文学を彷彿とさせるインディーロック/ドリームポップなサウンドで淡々としたリズムからサビに向けて本当にドキドキさせてくれる楽曲構成、さらにこういうサウンドにドンピシャハマる歌声とコーラスの雰囲気……素敵すぎる! メンバーが全員社会人という事でライブは頻繁には観れませんので、ライブするときは絶対行くべき! 配信リンクはこちら