連載

地球から2ミリ浮いてる人たち、一寸先闇バンドなど国内インディー必聴の4曲! Eggs黒沢のインディーズ雲の上 12月1日号

TOWER CLOUDの最新配信曲から光るナンバーを紹介!

レコチョクとTOWER RECORDSが設立したアーティストとリスナーを繋ぐ次世代型の音楽プラットフォーム〈Eggs〉。同社が2020年から運営しているインディーアーティストへの配信サポートサービスが〈TOWER CLOUD〉です。

そんなTOWER CLOUDに登録され、Apple MusicやSpotifyなど主要サブスクリプションサービスから配信されている楽曲から、最新のものを中心にオススメの楽曲を紹介する連載〈Eggs黒沢のインディーズ雲の上〉。TOWER RECORDS新宿店の邦楽インディーバイヤーとして多くの才能を発掘し、現在はEggsに所属する黒沢忍が、特に聴いてほしいナンバーをピックアップしてくれます。CLOUD=雲のように広い音楽配信空間のなかでもひときわ光る、つまり雲の上にひょっこりと顔を出すような楽曲を揃えた隔週連載。では、〈インディーズ雲の上〉であなたの気になる1曲を発見しましょう! *Mikiki編集部

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地球から2ミリ浮いてる人たち “ハッカドロップ”

2020年7月に結成された男女4人組バンド、地球から2ミリ浮いてる人たちが、半年におよぶ制作期間を経て遂にファーストミニアルバム『うつろひ』をリリース。
なかの(ボーカル)が〈音楽で伝えたいこと・歌いたいことを歌詞とメロディーに乗せること〉を念頭に置いて作詞・作曲を行い、彼女たちの音楽感度の高さを随所に感じられる作品。この“ハッカドロップ”は、京都の山奥で育まれただろう独特のテンポ感が心地よいミディアムナンバー。配信リンクはこちら

 

HollowBug “千年後の未来も”

2017年に東京で結成され、メインストリームの斜め上の存在感を放つ4人組オルタナティブロックバンドがセカンドミニアルバム『BABY』を発表。前作『SEX』から明らかに進化した壮大かつ個性を増した楽曲が名を連ねる中、このリード曲は新たなフェーズへ進んだと確信できる楽曲。ライブバンドとして圧倒的存在感を示してきた彼らだが、今後のパフォーマンスにはさらに期待していいはずだ。配信リンクはこちら

 

一寸先闇バンド “知らんがな”

都内を中心に活動中、音楽関係者の間では沸々と盛り上がっている大注目バンドが新作EP『知らんがな』をリリース。曲の構成~音の鳴りからグルーヴ感までとにかく一時も聴き逃し厳禁の楽曲が全4曲。表題曲“知らんがな”はこの秀逸なタイトルからは想像を絶する曲展開に何度も聴き入ってしまうこと必至! 強い言葉を用いながらも突き放すのではなく、寄り添うような優しさを感じるボーカリスト、おーたけ@じぇーむずならではの言葉選びに、イントロから聴き入ってしまうピアノのリフレイン、ドラムとシンセで構成するグルーヴなど、バンドを象徴する1曲となっている。高い演奏力も彼らの魅力の一つですので、そちらに注目して聴くこともおすすめ。配信リンクはこちら

 

ミスターリトルブレイブ “ネームレスワールド”

〈現実を受け入れる小さな勇気、現実に立ち向かう小さな勇気〉を掲げ大阪を拠点に活動するバンドのファーストアルバム『“Hello World”』からの一曲。アルバムには変拍子を使用した楽曲も多く収録されており、ポストロックやシューゲイザーの要素も取り入れた、バンドとしての新たな意欲を感じる作品だ。この“ネームレスワールド”は、一握りの成功者が魅せる世界に堕とされた夢追い人と現実との隔たりを表現した楽曲。用意されたレールを外れ、自身の進みたい道を歩く焦燥感と期待感の狭間で揺れる心模様の浮き沈みを、左右から流れてくる複雑なコーラスワークや間奏のアラート音、異世界に迷い込んだかのような歌詞、癖の強いメロディーが見事に表現している。配信リンクはこちら