元ラットキングのラッパーによるソロ3作目は同じNYをベースとし、スケーターとしても活躍するネイヴィー・ブルーが全曲をプロデュース。主役の淡々としたスピットが映えるようなストリート感のあるヒリヒリとしたサンプリング・サウンドで統一され、ブルーもマイクを握ったドラマティックな“Can’t Do This Alone”ではガチンコにジョイント。クールなメロウネスを放ったアール・スウェットシャツとのコラボ“All I Need”が秀逸だ。