サイプレス上野とロベルト吉野『Shuttle Loop』鎮座DOPENESSに漢ら旧知の面々を揃えた新作は、地元話を連ねた楽曲がやはり魅力的

2022.04.13
結成20周年を越えて放つフル・アルバム。メジャー入りを経てふたたび足元を見つめるかの如き内容には、ブレない根っこを再確認する意味もありか。鎮座DOPENESSに漢 a.k.a. GAMI、TARO SOUL、KEN THE 390と客演にも旧知の面々が揃う。tofubeatsの音にオートチューン使いの歌を聴かせる“COCOLO”のような曲もありつつ、いつかの地元話を連ねるノスタルジックな“少年イン・ザ・DRM”はやはり彼らの真骨頂の一つ。