フュージョン・バンドPRISMのドラマーとしてダイナミックでテクニカルなリズム・アプローチで知られる一方、J-POP方面での活躍も著しく、近年は小田和正のサポートでの活動が主になっている木村万作が新たなユニットを始動。メンバーはベースには伝説のフュージョン系ヴォーカル・バンドKANGAROOに在籍していた松田俊郎、そこにフルートの太田朱美とピアノとキーボードの生出珠美という顔ぶれ。1曲目の“Encounter めぐり逢い”から木村のオリジナルをメインに、バーデン・パウエルのカヴァーが1曲という全11曲で構成。エアリーで清涼感あふれるインストゥルメンタルが魅力。