70年代後半にNYのトップ・プレイヤーたちとの共演等でシーン最先端を行っていたピアニスト、シンセサイザー奏者であり作編曲家の深町純と、同時代にフュージョン・バンド、プリズムを結成し、その驚異的なギターワークで魅了した和田アキラ。80年代になって伝説のグループ〈KEEP〉を結成し、音楽的に共鳴した2人はキーボードとギターによるDUOのセッションも開始。その唯一のDUOアルバム『Digit Cafe』を2006年にリリース後、同年2月19日に四国大学音楽ホールにて、ライヴが行なわれ、そのベストテイク集といえるのが本作。今は亡き2人の音楽の底知れぬ可能性を体感する。