近年はファー・アウトを拠点に、アジムスやサブリナ・マリェイロスなどクロスオーヴァーなブラジル音楽を多く手掛けるダニエル。この2年半ぶりのソロ名義作では、彼が父ブルーイらの影響下で制作を始めた90年代ロンドンのスタイルがキャリアを重ねた現在の着こなしで展開される。ジャズもアフロもブラジルも内包したハウスやブロークンビーツ、ドラムンベースなど、過去も現在も知る男ならではのスタイリッシュな仕上がりが最高だ。
ダニエル・マウニッキ(Daniel Maunick)『Persistence』ジャズもアフロもブラジルも内包した90sロンドンのスタイルを展開
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