光と闇が渦を巻くようなオリエンタルなインストで幕を開ける、3人体制での初フル作。フロアを揺らす激情的な楽曲や、ダブ、サイケ、シンセウェイヴにヒップホップなど、さまざまな音楽を柔軟に取り込む貪欲さは健在。また、“未来”や“いきとし”で顕著な、低域をじっくり聴かせる歌や、音を引くことで生まれる叙情性や生々しさ、余韻が抜群に心地良い。結成25周年。混沌の中で力強く足を踏み出した大充実作。