メジャー復帰2作目。過剰なまでの音楽愛を異様に高密度な音楽性に転化し、そこに超ポップなメロディーが乱反射するハイブリッド・パンクはさらに進化。異形のサマー・チューンで始まる内容は、ハッピーでポジティヴなヴァイブスに振り切っており、聴くほどに脳内麻薬の分泌が止まらなくなる。さらに曲によっては音数を絞ることで歌やメロディーの存在感を増していて、“真理の風”は新しい彼らの象徴だ。