LAの男女デュオ、ガールプールは、いろいろな意味で劇的な変化を遂げてきたが、この4枚目のアルバムは音楽面におけるさらなる広がりが聴きどころ。ローファイなインディー・ロックからシューゲイザーを経て、エレクトロニックなサウンドやR&Bのリズムまで取り入れるようになった変遷を、楽曲の振り幅として聴かせる全12曲。歌メロそのものはオールディーズ風というところがいかにもアメリカならでは。