憧れだったというサブ・ポップからのリリースとなる9作目。バンドの中心メンバー、ダグ・マーシュがブラジルのサイケデリック・バンド、オルアンのメンバーとレコーディングしたという話題はさておき、オルタナとルーツ・ロックの折衷を美しいメロディーと共に奏でたビルト・トゥ・スピル節は、結成から30年を経て、さらに円熟。日本では知る人ぞ知る存在だが、ダイナソーJrペイヴメントが好きならぜひ!