インターナショナルな活躍を見せるブラジル音楽シーンの女王が、5年ぶりのオリジナル・アルバムを発表した。マリオ・カルダートJrがプロデュースを、カシンやマウロ・レフォスコらお馴染みの面々がバックを務め、〈ボッサ・エレクトロニカ・ポップ〉とでも呼べそうな独特の音世界を展開。神秘的な解釈でのニール・ヤング“Harvest Moon”や、お父様(ジョアン)も名盤『Getz/Gilberto』で披露したアントニオ・カルロス・ジョビン“Vivo Sonhando”のストレートなカヴァー、セウ・ジョルジとの共作&デュエットによる小粋なボッサ・ナンバーほか、全曲が尋常じゃなくハイクォリティーな仕上がりに。艶めかしくて耽美的、ホーリーかつヘヴンリーで、包容力のある歌声に癒されます!
BEBEL GILBERTO 『Tudo』
Sony Music Japan International/Masterworks/ワーナー