ヴィンス・ステイプルズやデンゼル・カリー、ダベイビーら数々の人気アクトの楽曲を手掛けてきたトップ・プロデューサーの初ソロ作は、パンデミック期に癌と診断された実父に捧げた作品で、そのヴィンスやサンダーキャット、ベニー・シングス、スロウタイら近しいアーティストが参加。心地良く穏やかな楽曲が並ぶなか、父子の会話も要所で引用し、“Drop 10”でのフォスター・シルヴァーズ使いも素晴らしい。