個々のソロ作も含む3枚組のヴォリュームだった前作から実に約5年ぶりとなる、人気兄弟デュオの4作目。その間に多忙を極めたスウェイ・リーのソロ活動もあって一時は解散説も流れたが、生涯レイ・シュリマー的なタイトルを冠して完全復活。メロディアスなスウェイとハードなスリム・ジミーの好対照な掛け合いも健在で、ファレルも制作に関与した先行曲“Tanisha (Pump That)”を筆頭にポップさを兼ね備えた楽曲が並んでおり、“Not So Bad (Lean’s Gone Cold)”ではエミネム“Stan”で知られるダイドの“Thank You”を大胆に引用。ヤング・サグ、フューチャーといった大物のゲスト参加もある。