偏執的なサンプリングによる自己名義作が一部で話題となる一方、最近はダニー・ブラウンとの仕事で認知を獲得している南ロンドンのビートメイカーが、エイフェックス・ツインを聴いて以来ずっと憧れていたというR&S入りして通算4作目をリリース。そんな思い出を映し取るが如く今回はパーソナルな作品という位置付けらしく、自身の楽器演奏をコラージュした異国情緒に溢れるループと幻惑歌唱の切なげな妖しさに惹かれる。
ポール・ホワイト(Paul White)『Shaker Notes』異国情緒溢れるループと幻惑歌唱が魅力 R&S入りした南ロンドンのビートメイカーの4作目
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