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のん「悔しい思いがあったので、今日バンドでやれて嬉しかった」

2番目にライブを行ったのは、俳優/アーティスト のん。今年リリースしたアルバムのタイトル『PURSUE』が示すように、理想の女性は「自分がやりたいことを追求(PURSUE)してやり通す女性」との紹介から、バンドメンバーと共にステージへ。鮮やかな真っ赤な衣装に身を包み、トレードマークの赤いテレキャスターを肩にかけると、ASIAN KUNG-FU GENERATIONとのコラボ曲“Beautiful Stars”からライブがスタート。「にしなさん、SCANDALさんというめちゃくちゃカッコイイ2組に挟まれているから、テンションが上がってます!」とのMCから、“Oh! Oh! Oh!”で軽やかにオーディエンスと声を合わせた。

「しっとりした曲なので、ぜひ座って聴いてください」というひと言からイントロが流れ、どよめきと大きな拍手で迎えられたのは、自叙伝的な楽曲“荒野に立つ”だ。壮大なバラードを歌い上げるのんの姿を、誰もがじっと見つめて聴き入っていた。「こういう3マンイベントに出るのが初めてで、みんなで一緒に音楽を楽しめるのが素晴らしいと思います。本当に胸いっぱいです。今日も明日も明後日もその先も、ずっとみなさんの素敵な日々が続きますように」と、“鮮やかな日々”であたたかなメッセージを贈ってステージを降りた。

3時のヒロインに呼び込まれてステージに戻ったのんは、野音について「仲井戸“CHABO”麗市さんのバンドとの対バン企画が台風で中止になって悔しい思いがあったので、今日バンドでやれて嬉しかったです」と語った。