〈Billboard Women In Music〉日本版プロジェクト第2弾に家入レオ&加藤ミリヤが登場!
〈Billboard Women In Music〉は、米ビルボード主催で2007年から行なわれているイヴェント。これまでにカントリーからヒップホップまで幅広い音楽ジャンルの女性ミュージシャンを表彰してきた。ちなみに2023年の〈ウーマン・オブ・ザ・イヤー〉に輝いたのは、R&B歌手のSZA(シザ)。〈ライジング・スター・アワード〉、すなわち最優秀新人賞の受賞者は、ラッパーのDoechii(ドーチ)である。
こんな〈Billboard Women In Music〉の日本版プロジェクトは、2022年9月からスタート。2023年11月3日に日比谷野音で、SCANDAL、にしな、のん、といった3組の女性ミュージシャンによる〈Billboard JAPAN Women In Music vol. 1〉が開催された。その2回目が2024年2月8日(木)に、今回は屋内のTOKYO DOME CITY HALLで行なわれる。
〈Billboard JAPAN Women In Music vol. 2〉の出演者は、2023年2月にオリジナル・アルバムの新作『Naked』を発表した家入レオと、同じく同年4月に『BLONDE16』を発表した加藤ミリヤ。今回は、この2組のシンガー・ソングライターと、オーケストラのコラボレーションが大きな特徴となっている。その管弦楽オーケストラは、これまでも玉置浩二や藤井フミヤ、JUJU等と共演した経験を持つ東京フィル・ビルボードクラシックスオーケストラ。そして指揮を務めるのは、齋藤友香理。古典派やロマン派のクラシックを中心に、20世紀の作曲家の作品や映画音楽も手掛けてきた指揮者だ。
近年の家入レオは、なかなか冒険心に富んだポップ・ロック的音楽性を志向している。一方、加藤ミリヤの音楽性は、エッジの効いたR&B~ヒップホップ系ダンス・ポップだ。つまりこの2組は、タイプの異なるシンガー・ソングライター。それだけに〈Billboard JAPAN Women In Music vol. 2〉における、それぞれのオーケストラとの共演はとても興味深い。また、〈Women In Music〉という点では、今回は基本的に家入レオ、加藤ミリヤ、そして齋藤友香理のコラボレーションと捉えてもいいだろう。もちろん、このライヴ・イヴェントは、すべてのジェンダーの音楽ファンに開放されている。
LIVE INFORMATION
Billboard JAPAN Women In Music vol. 2
2024年2月8日(木)TOKYO DOME CITY HALL
開場/開演:18:00/19:00
■出演
家入レオ/加藤ミリヤ(※五十音順)
齋藤友香理(指揮)/東京フィル・ビルボードクラシックスオーケストラ
https://www.billboard-japan.com/wim/