イギー・ポップが、前作『フリー』から4年ぶりの新作をついにリリースした! 『ポスト・ポップ・ディプレッション』、『フリー』と傑作を連発するイギ―だが、プロデューサーにアンドリュー・ワットをむかえた本作でもその好調ぶりは維持されている。アルバムには、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミス(ドラムス)、ガンズ・アンド・ローゼズのダフ・マッケイガン(ベース)、さらに、フー・ファイターズの故テイラー・ホーキンズが参加!! アルバムに先行し“フレンジー”“ストラング・アウト・ジョニー”のPVが公開されているが、いずれも素晴らしいクオリティだ。

 


19枚目のアルバムはアンドリュー・ワット主宰のゴールド・トゥースから。レジェンドとの仕事が得意な彼にうまく誘導されたのか、直球のパンキッシュなスタイルで皆が求める猛烈なイギー像を表現している。ダフ・マッケイガンやチャド・スミス、ジョシュ・クリングホッファー、トラヴィス・バーカー、ストーン・ゴッサードらの演奏陣も豪華さだけではない激しさで御大に挑んでいる。終盤2曲では故テイラー・ホーキンスがドラムを演奏。