今回も全米トロピカル・チャートでは首位を獲得済み、バチャータの貴公子による通算7作目。前作『Alter Ego』以降のヒットを網羅し、カッティング・クルー使いでマリア・ベセラと絡んだ“Te Espero”などのポップ・ロック風味からエル・アルファとのウルバーノ系“Le Doy 20 Mil”までを自在に行き交うあたりは当世流のチューニング。今回も単純にいい曲が揃っている。