事前のメッセージで示唆していた松本孝弘との共演
実はライブ直前、小室はThreadsに下記の情報を投稿していた。
2022〜2024.519で長かったintelligence Days Tourが終わります。世界情勢、国内の不思議な平和、そしてこれから。CRASH DEVOTION COEXISTENCE と僕たちなりに表現してきました。 COEXISTENCE という曲は新曲ですが音の紡ぎ方がとてもタイトルを表していると思います。そして、ラスト、COEXISTENCE を実感してみてください。
耳慣れない言葉、COEXISTENCEとは〈共存〉を意味する。2021年からのTM NETWORKが提唱してきたキーワード“CRASH〜DEVOTION〜COEXISTENCE”を日本語訳すると、“破壊〜献身〜共存”となる。それは、揺れ動く世界情勢ともシンクロするワードだ。
このメッセージが意図することとは?
その答えが、天の声のように聞こえたマシンボイスによる「one more song」という声で告げられた。
3人のメンバーが再びステージに舞い戻り、ここでスペシャルゲストとして松本孝弘(B’z)が登場した。実は、B’z結成前にTM NETWORKのサポートギタリストを担当していた縁もあり、20年ぶりにTM NETWORKとの共演となった。FANKSはみんなまっちゃん(松本の愛称)が大好きなのだ。
楽曲は“Be Together”。まさに、小室が投稿したCOEXISTENCE=共存ともつながるワードだ。問いかけの回答とは、松本孝弘との共演を示唆していたことがわかる。
そして、最終日、ツアーファイナルということもあり、宇都宮が人差し指で1を表した。松本孝弘も人差し指で1を表し、もう1曲演奏がプレゼントされることになった。しかも、オリジナル版“Get Wild”だ。爆音と言っても過言ではない、分厚いサウンドでグルーヴする夢のような展開。そう、TM NETWORKとは鉄壁のライブバンドでもあるのだ。まさに、目の前で繰り広げられていく〈金色の夢〉。最上級の盛り上がりのなか、電気じかけの予言者たち=TM NETWORK、記念すべき40周年ツアーは華々しくエンディングを迎えた。
SETLIST
1. Self Control
2. Maria Club
3. 1974
4. Carry on the Memories
5. Confession
6. A Day In The Girl’s Life
7. Carol’s Theme I
8. Chase In Labyrinth
9. Gia Corm Fillippo Dia
10. In The Forest
11. Carol’s Theme II
12. Just One Victory
13. Coexistence
14. Whatever Comes
15. RAINBOW RAINBOW
16. TK Solo
17. Get Wild Continual
18. ACCIDENT
19. Electric Prophetintelligence Days
ENCORE
20. Be Together
21. Get Wild
■メンバー
TM NETWORK
小室哲哉
宇都宮隆
木根尚登
BAND MEMBER
北島健二
阿部薫
GUEST GUITARIST
松本孝弘(B’z)
PROFILE: TM NETWORK / TMN
小室哲哉(キーボード)、宇都宮隆(ボーカル)、木根尚登(ギター)によるユニット。前身のSPEEDWAYを経て、1984年“金曜日のライオン”でデビュー。圧倒的なパフォーマンス、シンセサイザーを多く導入した前例のない音楽性、歌詞表現、ミュージックビデオに人気が集まる。2021年10月、約6年ぶりの〈再起動〉を発表。2024年、40周年イヤーの活動に注目が集まる。
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