RYUZOを担ぎ出した(ヴァースを蹴るのは7年ぶり!)冒頭曲“I am”から気合いが漲る4作目。多彩なフロウと声音で韻を踏みまくるラップは極みの域に達し、DJ UPPERCUTを中心にBACHLOGICやENDRUNらによるファットなビートを風切るように乗りこなす様が実にスマートだ。トータル“No One Else”ネタで90年代のヴァイブスを取り込む表題曲、¥ellow Bucksとの同世代コラボ“Gorgeous”、富よりも仲間こそがリッチマンの条件と説くVIGORMANとの“RICHMAN”も熱いが、森山直太朗“さくら(独唱)”を早回しした“SAKURA”が初作『SACULA』も踏まえると超エモい。