水曜日のカンパネラでアイコニックな存在感を発揮している詩羽がソロ・デビュー。多彩なダンス・トラックを主とする水カンのプロダクションとは異なり、ここではすべての詞曲を書いた彼女の等身大にフォーカスしたバンド・サウンドが展開されている。サウンド・プロデュースは吉田一郎不可触世界(!)が担当し、演奏には日野ジャクソン(ギター)、BOBO(ドラムス)、和久井沙良(キーボード)が参加。モータウン調の伸びやかな“MY BODY IS CUTE”やパンキッシュな“人間LOVER”から、ささくれたギター・サウンドの“あとがき”まで、巻き舌上等な歌いっぷりと奔放な言葉で自由に振る舞う姿が実にかっこいい!