HAN-KUN、AK-69らと真冬のZeppで熱狂
さて、お次はRED SPIDERのDJタイムだ。「レゲエの時間、行っていいっスかァァァ!!」という雄叫びで始まった、腹の底までガンガン届くレゲエのリズム。「お前ら、元気なさすぎや!」「葬式か!」とトラックを無視して挟み込まれるRED SPIDER節全開の叱咤と扇動に、フロアの熱もぐいぐいと上がっていき、ボルテージは最高潮。会場はこの上ない熱気に包まれた。
「レゲエ界のCHEHONとノリさん行こかぁぁー!」と、RED SPIDERの呼び込みで登場したCHEHONとドレッドヘアのウィッグを被った木梨は“No Pain No Gain”をダイナミックにドロップ。CHEHONは「本物のレゲエ聴きたいやつ、どれだけ居てんスか?」と続けざまに“韻派句徒”を投下する。ダブのリズムに次々とアドリブのリリックを叩き込み、オーディエンスはあげた両手を大きく揺らし、フェスかと思うほどの盛り上がりを見せる。
「見たか! 見たか! CHEHON & RED SPIDERのあのノリ! よし、まだいくぞ、レゲエで!!」と声高らかな木梨をよそに、緩やかでアコースティックなイントロが流れ出す。「あれ? 歌いやすい。この曲でみんなもゆらゆらと落ち着いて」と、“まにまに”をゆったりのんびりと歌った。
続いてのゲストは、HAN-KUN。外は2月の真冬だが、Zepp内は南国の真夏のビーチを想起させるように、“空を見上げた”で2人はおおらかな歌声を聴かせる。そして“REGGAE MAN”では〈YO!! お前等REGGAE好き?〉〈当たり前だろ REGGAE好き!〉のコール&レスポンスもバッチリ。〈当たり前田のクラッカー〉と世代ネタをぶっ込む木梨に大きく反応するオーディエンスのバイブスも〈YO!! お前等ノリさん好き?〉〈当たり前だろ ノリさん好き!〉と、アゲアゲだ。
DJ RYOWが“WHO ARE YOU?”“ビートモクソモネェカラキキナ”“Ready To Fight”を矢継ぎ早に送ると、炎の映像とともにAK-69が登場。ただならぬオーラを放ちながら“Flying B”で会場を大きく揺らすと、木梨と阿吽の呼吸でリリックがせめぎ合う“No Limit”へ。寄り添うように、時に突き放すような2人が織りなすグルーヴに会場は酔いしれる。木梨は〈Ay It’s not a joke〉からの「みゃおー」で歌い締めた。
「俺のヒーロー、ノリさんに呼んでもらえたことが光栄です! みんなにとってもヒーローだよね?」。そう言ってAK-69は去り、「いつもと違うんで、ドーモアリガトございました」と、木梨は照れ臭そうに慣れないライブステージから降りて、本編を終えた。