まだまだ名曲だらけのオリジナル・アルバムも要チェック!
U2フォロワー的な見られ方もありつつ、そう思われるだけのスケール感がすでに備わっていることもよくわかるファースト・アルバム。グレッグ・ウェルズが共同プロデュースを担い、オープニングの甘口な佳曲“Say(All I Need)”などメンバー全員で共作した曲も魅力的だ。
前作のイメージからの脱却を狙う強い意図が、ダブステップを導入した幕開けの“Made For You”からも伝わる2作目。クラシック音楽の要素など新機軸を取り入れた曲が意欲的にシングルに選ばれる一方、往年のブリット・ポップやアリーナ・ロック色が全体の下地を支えている。
代表曲“Counting Stars”を筆頭に、ベスト盤にも入りきらないほどのヒットが生まれた3作目。ライアンとブレント・クツレの共作を基盤にしながら、ベニー・ブランコやジェフ・バスカー、カシアスら豪華な共同制作陣を迎えてEDM色やメインストリーム志向もより顕著に。
前作の大成功を受けて、全米チャートでは自己最高の4位まで上昇した4作目。ブレントがより制作面にも深く関わりつつ、コールドプレイやマルーン5を凌ぐほどのスタジアム・ポップ感が多彩な意匠で迫る。ピーター・ガブリエルやカシアス、サンティゴールドとの共演も聴きもの。
ライアンのメンタル不調を受けて制作ペースを見直し、長期的なサイクルで作られた5作目。トラップやトロピカル・ハウスなどエレクトロニックなプロダクションを軸にしながら、人間味や昂揚感に溢れた楽曲が親しみやすい。ライアンの相棒タイラー・スプリーも制作に参加。
インタースコープで最後のリリースとされる6作目は、成り立ちも用途も録音時期もバラバラな佳曲が詰め込まれた幕の内アルバム。いつも以上の大ネタ使いも含むアンセミックな楽曲が並ぶ作りに統一感は希薄ながら、楽曲集としてのシンプルな満足度は変わらず高い。






