yagihiromiがアルバム『lemma』を2025年11月19日(水)にリリースする。
Cruyff、NITRODAYなどのバンドで活躍し、ART-SCHOOLのサポートギタリストとしても注目を集めているやぎひろみ。彼女が、yagihiromi名義で初のソロアルバム『lemma』を発表する。
本作のトレーラー動画が公開された。
yagihiromiのコメントは次のとおり。
-テーマは「追憶」と「複数のペルソナの一致」。幼少期の記憶や匂い、静寂の中にある感覚を手がかりに、自身の内的な断片をひとつに結ぶことを意識しました。- yagihiromi
また、プレスリリースでは下記のように説明されている。
尾崎翠や左川ちか等ロマンチシズムを排した昭和モダニズム文学を着想の源とし、水面の波紋のようなアルペジオに導かれ、揺れ続けては消え入るかの歌は音楽ではなく詩の響きだけが残り、サンプリングのような美しいノイズも混じえ、沈黙は拡大し、シンプルながら幽玄さを持つ非-線的かつ第七感の音楽集。小川美潮「デンキ」のカバー含むバロック的な細部までこだわった不完全なポップへの賛歌、デヴィッド・リンチとヴィム・ヴェンダースの映画が交互に出て来るような全7曲。アルバム・タイトル「lemma」は、数学用語“補題”と仏教用語“直感的な理解”の意を重ねたことに由来する。
なおyagihiromiは、アルバムに先駆けたEP『siki』を9月にリリースしたばかりだ。
ついにベールを脱ぐソロアーティストyagihiromiの音楽世界に注目だ。
RELEASE INFORMATION
リリース日:2025年11月19日(水)
品番:MYRD164
仕様:CD+配信
価格:3,080円(税込)
TRACKLIST
1. esquisse (about red bird)
2. deadline
3. denki
4. tennessee
5. 6×6
6. tobari
7. foolproof
yagihiromi:Electric guitar, Acoustic guitar, Vocal, Noise, Edit, and Mix
ピエール畳:Drums(M4, 7)
ジャケット写真:有本ゆみこ(SINA SUIEN)
デザイン:ダダオ
マスタリング:George Mori
PROFILE: yagihiromi
1999年生まれ。NITRODAY、Cruyffのメンバーとして活動し、ART-SCHOOLなどのサポートギタリストも務めるするほか、ソロライブや即興演奏など多岐にわたる音楽表現を展開。2023年11月、アメリカのインディレーベル、アイ・ヴァイブより1stミックステープ『MeV』をリリース。これまでの演奏経験をもとにジャンルや形式に囚われることなく、常に新たなサウンドの創造に挑み続けている。