音楽が心のよりどころだった過去、ライブでシンガロングが起こる現在
――アルバム収録曲の中で、制作・レコーディング中に特に印象に残っている曲や思い出深い瞬間があれば教えてください。
「これについては、12月のタワーレコード渋谷店でのトークイベントの時にお話ししたいと思います。レコーディングの途中でリズムやアレンジを変更したりとか、少ない時間と予算の中、わがままな私の願いを全て受け入れてくれた元ビクターのA&R佐藤直行氏に感謝します」
――メリー・ホプキン“THOSE WERE THE DAYS”やジェーン・バーキン“QUOI”のカバーを選んだ理由は? それぞれの曲への思いや、ご自身にとってバーキンやゲンズブールがどういう存在だったのかもお聞きできればと思います。
「あの当時、昔の曲をグラウンドビートでリメイクするのが流行っていました。セイント・エティエンヌ、キャンディ・フィリップ、ビーツ・インターナショナル等々。そんな時、子供の頃にブラジルで流行っていた“THOSE WERE THE DAYS”をリメイクする案が浮かんだのでCMJKにマニピュレートをお願いしました。
“QUOI”は、ハコDJをしていたカフェバーの大学生のバイト君が、“QUOI”をかけたら、〈この曲が好きだ〉という話をしてくれて、〈普通にJ-POPとかを聴いている人にも響くの、おもしろいなぁ。でも自分でやるならサビをグラウンドビートにして、A部分のメロはなくそう〉と思い、お店の中で妄想が膨らみました。
ゲンズブールやバーキンに特別な思い入れがあるというよりも、フランスの60年代、70年代の音楽全般が好きなのです。高校生の頃に聴いたブリジット・フォンテーヌの影響はかなり受けています」
――前回のインタビューでは「若い頃の〈魂〉で作った曲が、今の若い人たちにまっすぐ届いているのかも」とおっしゃっていました。当時のnOrikOさんは、どんな感情やモヤモヤを抱えながら音楽に向き合っていたのでしょうか? 〈内向性〉が作品に与えた影響について、あらためてお聞かせください。
「ほとんど日本では表に出てこないような音楽が好きだったので、友人も少なかったです。80年代の日本って、バブル期で、女の子はハマトラやボディコン姿で、キラキラと可愛く、明るい女性が社会でもてはやされていました。そんな中、黒い服ばかり着て、暗い音楽を聴いている女子は完全にアウト。音楽が唯一の心のよりどころでした」
―― 現在、各国でツアーを回っていらっしゃいますが、ライブ中に印象に残った出来事や、観客の反応で驚いたことがあれば教えてください。また、日本と海外でのライブにおける雰囲気やリアクションの違いについても、感じていることがあればぜひ。
「日本ではほぼライブをやらないので比較は難しいのですが、日本のライブハウスのように、声が聴こえないということはなく、私の小さな声をちゃんとひろってくれます。
観客の反応は、国や地方によって多少の差はありますが、とにかくみなさま温かいですね。前回、1,000人規模のヴェニューがソールドアウトになったNYやLAなどの大きな都市の会場を外した今回の北米ツアーは、少し心細かったのですが、ガタイの良い黒人のセキュリティーの方々が帰り際に〈グレイトショー!〉とか声をかけて送り出してくれたり、アメリカに行くと誉め殺しにあう感じです。
アメリカの観客はとても控えめに、小さな声で一緒に歌ってくれます。フランスの観客は“FACT 2”の出だしの 〈C’est fini mon amour〉まで歌ってくれて心強かったです。
8月のマンチェスターのヴェニューは、元々はガレージだった場所で、パンクっぽくてドキドキしちゃったのですが、エンジニアはとても優秀で、楽屋にはシャンパンとシャンパングラスも用意してくれて、そのギャップが凄かったです。そしてアンコールでザ・スミスの曲をカバーしたら、みんな一緒に歌ってくれて、〈ああ、私もう死んでもいいわ〉って思いました」
RELEASE INFORMATION
リリース日:2025年11月26日(水)
品番:NCS-10326
解説:NOBBY STYLE/宇野正展、小暮秀夫
定価:2,090円(税込)
歌詞・ブックレット封入/2025年最新リマスタリング
■タワーレコード オンライン特集ページ
URL:https://tower.jp/article/feature_item/2025/10/23/0701
TRACKLIST
1. HARDLY EVER SMILE (without you) 詞・曲:nOrikO 編:斎藤毅・P.G.F
2. FACT 2 詞・曲:nOrikO 編:P.G.F・藤田哲司
3. THE FUTURE IS NOW 詞・曲:nOrikO 編:P.G.F・Manufacture Exporter
4. THOSE WERE THE DAYS 詞・曲:Gene Raskin 編:P.G.F・CMJK
5. QUOI 詞:Cesare de Natale・Serge Gainsbourg 曲:Guido et Marizio de Angelis 編:P.G.F・磯貝剛
6. MELTING MOMENT 詞・曲:nOrikO 編:斎藤毅・P.G.F・杉山勇司
<members>
nOrikO:voices, poptones keyboard
<support musician>
Makoto O2:guitars
吉田“Ponta”茂生:guitars
下山淳:acoustic guitars・12 strings guitars
渡辺等:wood bass
栄田嘉彦:violin
斎藤ネコ:violin,piano
山田裕司:viola
藤森亮一:cello
Baby Tokio:space effects
AQ石井:synthesizer programming
足立マサノリ:synthesizer programming
磯貝剛:synthesizer programming
藤田哲司:synthesizer programming・rhythm programming・sound effect
CMJK:rhythm programming・synthesizer programming
杉山勇司:rhythm programming
produced by POiSON GiRL FRiEND
engineered by 杉山勇司
EVENT INFORMATION
POiSON GiRL FRiEND『MELTING MOMENT』リリース記念 スペシャルトーク&特典会
■場所
タワーレコード渋谷店6F TOWER VINYL SHIBUYA
■開催日時
2025年12月21日(日曜日)
開演時間:16:00
■出演
POiSON GiRL FRiEND/nOrikO
サードアイディスク合資会社(元ビクターエンタテインメントA&R)/佐藤直行
音楽評論家/小暮秀夫
■イベント内容
スペシャルトーク&特典会(ツーショット撮影会&サイン会)
■特典会内容
ツーショット撮影会&サイン会参加券1枚
・ツーショット撮影会1回参加
・サイン会1回参加(渋谷店でご購入いただいたCD『MELTING MOMENT』に直筆サイン入れ)
■配券種類
<ツーショット撮影会&サイン会参加券>
■イベント入場方法
基本フリー観覧となります。規定の人数を超えた場合、制限をさせていただく場合がございます。
■特典会参加方法
ご予約者様優先で2025年11月25日(火)の商品入荷次第、タワーレコード渋谷店3Fにて対象商品をご購入いただいたお客様に、CDお買い上げ枚数分の<ツーショット撮影会&サイン会参加券>をお渡しいたします。券をお持ちのお客様はトークショー終演後の特典会にご参加いただけます。
※サインはCDジャケットまたはブックレット内にさせていただきます。当日はご購入頂いたCDジャケット、<ツーショット撮影会&サイン会参加券>を忘れずにご持参ください
※CDジャケットまたはブックレット内にはサインのみをお書きします。お名前・ニックネーム入れ等は、お断りいたします。あらかじめご了承ください
※<ツーショット撮影会&サイン会参加券>はイベント時のみ有効となります
※お取り置きは店頭・お電話のみで承っております
■1会計でのご購入上限枚数
なし
■ご予約時の<ツーショット撮影会&サイン会参加券>確保
OK
※インターネットをご利用したご予約・お取り置きは対象外となります
■入荷後の<ツーショット撮影会&サイン会参加券>確保
NG
店頭・電話・インターネット予約取り置き不可
※店頭購入のみ
■お買い上げ場所
2025年11月25日(火)の商品入荷次第、タワーレコード渋谷店3Fで<ツーショット撮影会&サイン会参加券>配布対象商品の販売を開始
※販売場所が変更になる場合がございますので、その場合はHP及びXのポストにてお知らせいたします
■対象店舗
渋谷店
■対象商品
アーティスト名:POiSON GiRL FRiEND
タイトル:MELTING MOMENT
発売日:2025年11月26日(水)発売
制作・製造:ビクターエンタテインメント株式会社
企画・販売:タワーレコード株式会社
■価格・品番・JAN
税込定価:2,090円
品番:NCS-10326
JAN:4988002950713
【注意事項】
※不良品以外ではイベント対象商品の返品・返金は出来ません
※ツーショット撮影会&サイン会参加券はいかなる場合(紛失・盗難等含む)においても再発行はいたしません
※アーティスト出演中の撮影・録音・録画等の行為は一切禁止です
※会場内外では必ず係員の指示をお守りください。守っていただけない場合はイベントに参加いただけなくなるだけでなく、イベント自体が中止となる場合がございます
※イベント時は係員がお客様の肩や腕などに触れて誘導する場合がございます。このことをご了承いただける方のみ特典会へご参加ください
※会場内外で発生した事故・盗難は、主催者・会場・出演者は一切の責任を負いません。貴重品は各自で管理をお願いいたします
※本イベントはオープンスペースでの開催となります。ほかのお客様へご迷惑にならないようご配慮のうえ、スタッフの指示に従って整列・移動にご協力をお願いいたします
■イベントの内容に関するお問い合わせ
タワーレコード渋谷店 03-3496-3661
■タワーレコード渋谷店 イベントページhttps://towershibuya.jp/2025/10/30/221292
DOMMUNE「POiSON GiRL FRiEND “Future is Now”」
2025年11月26日(水)
時間:19:30~23:30
LIVE:POiSON GiRL FRiEND
DJ:Kiyoshi Hazemoto(Sigh Society, PC-8)/Kazunao Nagata(TRANSONIC RECORDS)
TALK:Hideo Kogure
オフィシャルサイト:https://www.dommune.com/
LIVE INFORMATION
ROMANTIC TECHNOLOGY 106 12th Anniversary Party
2025年11月30日(日)東京・恵比寿 KATA
開場/開演:16:00/16:20
LIVE:HONDALADY/SAKAE Kohei feat. POiSON GiRL FRiEND/天誅/ぽらぽら。/SUNTRA/Mitaka Sound/kmmg/CrazyRomantic
VJ:PORTASOUNDS/4DK
ご予約/当日券:3,500円(1ドリンク別)/4,000円(1ドリンク別)
TRANSONIC RECORDS YEAR END PARTY
2025年12月13日(土)東京・中野 heavysick ZERO
開場・開演:17:00
LIVE:POiSON GiRL FRiEND/Sigh Society/KING OF OPUS/QUEER NATIONS/くまちゃんシール
DJ:KUKNACKE/MUTRON/hitachtronics/小暮秀夫/谷田部慎一/永田一直
CHARGE :4,000円(別途1 DRINK)
PROFILE: POiSON GiRL FRiEND (nOrikO)
幼少の頃をブラジルのリオ・デ・ジャネイロで過ごす。1990年、六本木Paradiso、白金台Gigar BarでレギュラーDJを始める。1992年、ビクターよりCDデビュー。1990年代後半はテクノハウスユニット、Kiss_O_maticとしてフロア向け作品をリリース。2000年から2004年までフランスのストラスブールへ渡り、フランスを学ぶ。帰国後からライブやDJ活動を再開。近年は英国のNTS Radioへの出演、アメリカでのカセットリリース、複数の海外アーティストとのコラボレーション制作、米国・欧州・中国でのライブなど活躍の場をグローバルに広げている。2024年に北米10か所でのツアーを成功させ、2025年に欧州、中国でのツアーを成功させている。
POiSON GiRL FRiEND 公式:https://linktr.ee/poisongirlfriend_official
POiSON GiRL FRiEND ビクター公式:https://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A004167.html
