ソニー・ロリンズのライヴ音源を集めた人気シリーズの最新作『Road Shows, Vol.3』の試聴音源が、オーケーのSoundCloudで公開された。

56年に名盤『Saxophone Colossus』を発表するなど世界最高峰のテナー・サックス奏者として聴衆を魅了し続け、すでに80歳を超えるロリンズ。2007年発売の『Sonny, Please』以来スタジオ録音からは遠ざかっているが、2000年代以降にリリースされた作品も彼ならではの持ち味が発揮されたものばかりで、いまもなお世界中のファンが新作の到着を心待ちにする存在だ。

今回の音源は、東京・埼玉公演を含む、2001年から2012年にかけての世界各地でのライヴ録音をまとめたもの。得意のカリブ調の曲や軽快にスウィングするビートのうえで朗々とテナーを鳴らすロリンズのプレイを、断片的ながら堪能することができる。また、無伴奏のテナー・サックス・ソロによる見事なパフォーマンスが収録されているのも、ファンにはたまらないところ。

『Road Shows, Vol.3』は5月6日にリリース予定。楽しみでならない。