米国南部ロックの正統後継者であることを、今度は4年ぶりとなるオリジナル・アルバムで証明してみせる。ミッドテンポの演奏でじわじわと盛り上げる1曲目の“Crazy Cryin’”を皮切りに、ゴスペル風味のスワンプ・ロック・ナンバーを軸にハード・ロッキンなリフで聴かせるブギからソウルフルなバラードまでという振り幅を楽しませる。ブルージーであることはもちろん、ファンキーにもフォーキーにもなるバンドの演奏は、まさに盤石。デレク・トラックスが閃かせる極上のスライド・ソロもたっぷりと味わえる。スーザン・テデスキが歌う“Be Kind”のポップ・ソウルな味わいも忘れ難い。