1974年に18歳でチャイコフスキー・コンクールを制した後EMIと契約し、衝撃のデビュー盤となった1977年の録音から、EMIを離れて以降DG(1990-93)移籍前までの18タイトル、計21枚分のCDが今回BOX化された。真のヴィルトゥオーゾとして期待され、特に1980年代までは圧倒的な技術と充実度で世界を席巻した、最盛期とも言えるこれらの音源はまさに圧巻の一言! 聴く方もスリリングであることに加え、重厚でストレートなパワーと高い技術力は、チャイコフスキーの第1番(特にBPOとの2回目の録音)、ラフマニノフの各協奏曲において強く印象に残る。今聴いても凄いとしか言いようがない演奏。