メンデルスゾーンの5曲の交響曲に“聖パウロ”“エリヤ”全曲も含めたネルソンス指揮による熱演! 彼によるショスタコーヴィチの交響曲全集にオペラ“マクベス夫人”全曲などを組み合わせたことに続く好企画。指揮者の巨大な抱擁力のもと繰り広げられるドラマチックなオラトリオと“讃歌”ではアーマン率いるMDR合唱団の存在感も秀逸。漆黒の歌声が響き渡る。交響曲は“スコットランド”第1楽章の序奏から主部へ移行する部分でテンポアップすることなく焦らずじっくりと歌い込み、随所に聴かせるティンパニにアクセントをつけ、木管楽器を浮かび上がらせるなど細部の表現までこだわっている。