近年の多作ぶりには目を見張るものがあるIDMの先駆者によるアンビエント作品。自然に飲み込まれてしまった幼い頃の場所や、新しい住宅地へと姿を変えた思い出の土地を巡るというコンセプトは聴く者それぞれに違ったイメージを問うてくる。ネタバレで恐縮ですが、ラストを飾る“Every Empty Room”で低く鳴らされるビートに一筋の光を想起させられます。