コンスタントに充実した作品を発表しているブラック・ドッグケン・ダウニーが、ダスト・サイエンスを主宰するダスト兄弟と組んだのがこのユニット。まさに現代のアーティフィシャル・インテリジェンスを体現した内容で、エクスペリメンタルな音響テクノに果敢に挑んでいる。ブラック・ドッグの延長線上だが、実験の幅が広がった感じ。テクノに未来を夢見る電子音。そしてビートはファンキーだ。