キャリア13年、近年はリアリティ・ショウ〈R&B Divas〉出演でも知られるリル・モーの3年ぶり5作目。サウス・ヒップホップ風の勇ましいシンセが鳴るトラック群にも映える芯の強い歌は、デビュー時の〈Superwoman〉ぶりと変わらず。先行曲“Should've Never Let You Go”で、切なげに高音を振り絞って歌う様が琴線に触れるのも、彼女ならではの〈4 Ever〉な魅力。タフなまま円熟味を増していく好シンガーだ。