COLUMN

まだまだインダストリアル

【OPUS OF THE YEAR 2014】 Part.15

 アンディ・ストットデムダイク・ステアマイルスミリー&アンドレア名義で作品を発表したり、ヘムロックの主宰者=アントールドによる初作がそっち系だったり……〈インダストリアル〉というタグは2014年も有効だった。

【参考音源】アントールドの2014年作『Black Light Spiral』収録曲“Drop It On The One”

 

 界隈のトレンドを挙げると、音圧が上がり、メタル系のアクトとの繋がりがわかりやすい形で見えてきたことか。チノ・モレノによる†††をはじめ、スコット・ウォーカーサンO)))ボディハクサン・クロークとの邂逅、そしてワイフことジェイムズ・ケリーアルター・オブ・プレイグス)のトライ・アングル入りなどが端的な例だろう。そのトライ・アングルと言えば、チルウェイヴの流れからウィッチ・ハウスなる潮流を生んだレーベルだが、SDライカを筆頭にすっかりノイズ作品を得意とする集団へと変化した印象。

【参考動画】ワイフの2014年作『What's Between』収録曲“Heart Is A Far Light”

 

 それはさておき、ダブ・テクノに舵を切ったウィリアム・ベネットホワイトハウス)によるカット・ハンズや元ナパーム・デスジャスティンバグ作品にも関与!)ら、〈ポスト〉以前からこの手の音を追求してきたアーティストも強力なアルバムを投下し、暗黒音楽シーンは混沌の様相を呈しながら着実に中毒者を増やしているのだ。

【参考音源】カット・ハンズの2014年作『Festival Of The Dead』収録曲“The Claw”

 

▼関連作品

左から、アントールド『Black Light Spiral』(Hemlock)、ワイフ『What's Between』(Tri Angle)、カット・ハンズ『Festival Of The Dead』(Blackest Ever Black)
※ジャケットをクリックするとTOWER RECORDS ONLINEにジャンプ

 

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