ポール・マッカートニー仕事で知られる名プロデューサーのアル・オコーネル指揮のもと、バーミンガムの4人組がアルバム・デビューを飾りました! 初期~中期のブラーを引き合いに出されることの多い彼らですが、ブリット・ポップを象徴する『Parklife』から20年も経てば、往時を知っているリスナーにとってもそのサウンドは新鮮に響くかと。ハッピー・マンデーズらマンチェの享楽性も引き継いだ楽曲は躍動感に満ち溢れ、グルーヴィーなリズムとアンセミックなギター音がカラフル&人懐っこい歌メロを盛り立てていきます。ビーディ・アイの解散でオアシス復活も現実味を帯びるなか、2015年は〈ブリット・ポップの狂乱、ふたたび!〉な年になるかも。本作がその先陣を切る一枚に思えてなりません!