MWAMやリンプ、DAなど、KOMのファウンデーションに繋がるディスクガイド

MAN WITH A MISSION 『Tales of Purefly』 ソニー(2014)

オオカミと猿という動物繋がり(笑)のみならず、共にプロデューサーの大島こうすけが制作に関わるという縁もある両者。ラウド系のなかでも特にキャッチーな歌メロの良さを重視するのも共通で、どこかでDNAが繋がっているのかも。 *宮本 

 

LIMP BIZKIT 『Chocolate Starfish And The Hot Dog Flavored Water』 Flip/Interscope(2000)

ミクスチャー・ロックの代表格として日本でも人気の彼ら。KOMも多大な影響を受け、ライヴで本作収録の“Take A Look Around”をカヴァーしたことも。“Take you”はその香りを濃厚に感じさせる曲だ。 *宮本 

 

ZEBRAHEAD 『Call Your Friends』 MFZB(2013)

US西海岸産らしいカラッと陽気なミクスチャー・サウンドで支持を集め、日本びいきとしても知られる彼ら。KOMとは2013年の来日ツアーを一緒に回り、盃を酌み交わす仲になったという。“Greed”の金髪グラマーが出るPVは彼らからの影響!? *北野 

 

Anny 『泣いてもいいやん』 D.O.G(2014)

KOMはもちろん、Fear, and Loathing in Las VegasやC-LAといった活きの良いバンドを次々と輩出している神戸のラウド・シーン。KOMと交流があり、女性ヴォーカルを擁するこの4人組の新作も、歌を立たせたポップなメロディック・パンクが弾けてオススメ。 *北野

 

Dragon Ash 『THE FACES』 MOB SQUAD/ビクター(2014)

無名時代のKOMが、DAが2011年に行った〈Tour Rampage〉のオープニング・アクトの公募に合格し、なんばHatchのステージに立ったのはよく知られた事実。DA流ミクスチャーの頂点を極めた本作と『Mr. Foundation』には相通じる姿勢が。 *宮本

 

hide 『子 ギャル』 ユニバーサル(2014)

dEnkAはレッド・ツェッペリン、亜太はGLAY、ナオミチはX JAPAN、そしてw-shunは未発表音源を甦らせたブギな新曲“子 ギャル”が話題のhideと、多彩なルーツを持つKOMの面々。そういった基礎を端々に感じさせるのも『Mr. Foundation』の魅力だ。 *北野