15~18歳の少年少女で構成されたバルセロナの4人組による初作です。退屈と怒りを剥き出しにしたシャウト混じりの女性ヴォーカルは、若き日のPJ・ハーヴェイを彷彿とさせるもの。演奏スキルよりも衝動こそが大事!とばかりに、すべて2分前後で畳み掛ける11品のガレージ・パンク曲からは、ラモーンズへの憧れが見え隠れしています。この青臭さと熱さに即トリコとなりました。私的年間ベストの最有力候補!