一昨年にバイク事故に遭い、重体との知らせもあって心配されていたガスランプ・キラーだが、その復活作がCD化。療養当時の心象が反映された内容で、10分を超える長尺曲を5つ収録。ノンビートで紡がれるサイケデリックな展開は、静かに緩やかにトリップしていく。辺境サイケへの造詣の深さと現代音楽を結び付けたような感じで、壮大な不思議空間を構築している。事故をきっかけに新たな扉を開けたか!?