ウェイン・ショーターやハービー・ハンコック、チャカ・カーン、ローリン・ヒル、スヌープ・ドッグらに加え、最近ではフライング・ロータスやケンドリック・ラマーの最新作にも参加するなど、ジャズ界に留まらない幅広い活躍を見せるLAジャズ・シーンが誇るテナー・サックス奏者、カマシ・ワシントン。彼がブレインフィーダーより3枚組の大作となるニュー・アルバム『The Epic』の収録曲“Miss Understanding”の音源をSoundCloudで公開した。
サンダーキャット(エレキ・ベース)にマイルズ・モスリー(アコースティック・ベース)、ロナルド・ブルーナーJr(ドラムス)をはじめとする錚々たる演奏陣と、10名を超えるクワイアを従えた同曲は、荘厳でありながら非常にアグレッシヴでスリリングなジェットコースター的展開で、息つく暇が……ちょっとしかない。主役はもちろんながら、個人的にはマイルズのソロに震えた!
ちなみに“Miss Understanding”に先駆けて公開されたアフロ・テイストの“Re Run Home”も最高にカッコイイので要チェック。なんともスピリチュアルなジャケだけでもう興奮してしまったが、また新しいジャズの形を見せてくれるスゴイ一枚になりそうだ。