国籍不明な独特のローファイ・ポップで国内のインディー・シーンで唯一無二の存在感を放ちつつ、2013年にはUSの人気レーベル、バーガーとGnar & Shit Tapesの共同リリースでカセットテープ『Fake Gold』を発表したことでも知られる埼玉発のバンド、Boys Age。そんな彼らのここ最近の動向をチェックしてみた!
まずは、先月に全国流通盤のCDがドロップされ、カセット版がまたもバーガーから(2作リリースは日本人初!)登場するアルバム『Calm Time』。謎のメロウネス、スクリューされたような捻じれたポップ感、これぞBoys Ageの世界……。
今月26日には、彼らが〈息子〉と自称するヨ・ラ・テンゴに捧げた2012年の楽曲を含むカセット『Thank You!! Yo La Tengo』をカリフォルニアのコーチャウ!からリリースしたばかり。ディスト―ション・ギターのゆるふわ感がヨ・ラ・テンゴっぽい?
そして信じられないことに明日5月31日、USはヴァージニアのシトラスシティと名古屋のGalaxy Trainより新作『The Inner Moon』が登場。ファズも深いエコーもないのに、どこか異様なサイケ感が漂うBoys Ageの音はここにも。
さらに、ウクレレ/バンジョーの弾き語りをメインに活動するannie the clumsyとのスプリット・カセットもUSのレーベルから来月に発売予定……と、ものすごいペースで作品を量産中。SoundCloudにもバンバン曲があがっているので、気になる人はこちらもチェックを!