カリブーのライヴ・メンバーとして活躍するギタリストとドラマーが組んだユニットの初作。ガレージ・ロックを演りたかったようだが、どう聴いても90sのUSローファイ感丸出しなのがおもしろい。つんのめったリズムで2分前後のショート・チューンを畳み込み、イイ具合に崩れたサウンドながら歌声やメロディーは意外とセンティメンタル。ガチャガチャしていて、でもなぜか爽快な、こういうタイプのバンドは久しぶりかも。