フロントマンのハミルトン・リーサウザーに続き、ウォークメンのベース/オルガン奏者がソロ・デビューを飾った。異国への憧れを表現したという閃きに満ちたメロディーと若干イビツな音の響かせ方が、ローファイなフォーク・ロックやガレージ・サイケ・ナンバーをユニークなものにしている。おそらくヒンドゥー教の寺院で過ごした10代の頃の経験が活かされているのだろう。ヘタウマな歌も味があって良い。
PETER MATTHEW BAUER 『Liberation!』
Mexican Summer/YOSHIMOTO R and C
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