フロントマンのハミルトン・リーサウザーに続き、ウォークメンのベース/オルガン奏者がソロ・デビューを飾った。異国への憧れを表現したという閃きに満ちたメロディーと若干イビツな音の響かせ方が、ローファイフォーク・ロックやガレージサイケ・ナンバーをユニークなものにしている。おそらくヒンドゥー教の寺院で過ごした10代の頃の経験が活かされているのだろう。ヘタウマな歌も味があって良い。