2010年から自主リリースを重ね、トロントを拠点に古き良き時代の音楽を追求してきた奇才が、バーガー経由で世界デビュー。どうやら本作では60年代の卑猥で不良なロックンロールを、バーガーらしいインディー・ガレージ/サイケ・ポップのフィルターを通して蘇らせようとしたみたいだ。ソングライターとしても類い稀な才能を持っているし、見た目もイケてるし……今後レーベルの看板になりそうなカリスマ性を感じる。