日本ではこの夏に公開された女優デビュー作「踊るアイラブユー♪」(2014年)を間に挿み、アイランド移籍作がいよいよ完成。総監督のトビー・ガッドを音作りの核に迎え、ダイアン・ウォーレンの書き下ろしを除く全曲でレオナ・ルイス自身もソングライトに参加しているが、これがもう心の叫びを歌にしてみた感じ。苦悩と屈辱、自由と湧活を全編でドラマティックに歌い上げまくっていて、この先へ進むための通過儀礼的な印象も受ける。