今年はすでに配信を含め2枚のアルバムを発表している狐火。それに続く本作は、言葉が敷き詰められた過剰な情報量のラップと、満たされない思いやフラストレーション、一片の希望を込めたリリックが、非常に彼らしい一貫性を持つ。同時に“便座みたいな新国立”といった楽曲や、何かと話題のあっこゴリラ(元HAPPY BIRTHDAY)の参加など、直近のトピックや交友も形にしており、まさに〈32才のリアル〉。
狐火、過剰な情報量のラップとさまざまな思い込めたリリックで一貫性持たせ直近のトピックや交友も形にした2015年の3作目
Butterfly Under Flaps