Mikikiに掲載しているレヴュー記事の、6月22日~6月28日の週間アクセス・ランキングを発表します!
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1JAPAN
BiSH 『Brand-new idol SHiT』 BiSに代わる〈新生クソアイドル〉の初フル作は、生き急がんばかりの輝きで心震わせる名盤
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2JAPAN
Sunaga t Experience 『STE』 ゲスト/選曲ともに賑やかな、須永辰緒のDJ活動30周年祝う新作
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3R&B / HIP HOP
ジョン・ミルク 『Treat Me Right』 ユルくて甘いレトロ・ソウルの再生ぶりが気持ち良い、仏バンドのデビュー作
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4JAPAN
NOT WONK 『Laughing Nerds And A Wallflower』 オルタナ/ギタポ流儀のパンク・ロックが眩しい苫小牧発3人組の初作
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5JAPAN
ジェッジジョンソン 『テクニカルブレイクス・ダウナー』 新編成でパワーアップ、物語性のある構成も◎な5年ぶり新作
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6JAZZ
ニューヨーク・スタンダード・クァルテット 『The New Straight Ahead』 安ヵ川大樹のベースやスタンダード解釈がばっちりな新作
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7JAPAN
Carpainter 『Out Of Resistance』 ベース音楽経由のトラック群が性急なビート刻み強靭なポップネスも携えた新EP
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8JAPAN
SEX山口 『SEXY MUSIC~FANTASY~』 手練手管のプロセスに宿る快楽を思い知らされる、素晴らしい初の公式ミックス
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9JAPAN
狐火 『ネオニート』 元BiSのテンテンコも参加、将来の希望と不安入り混じる〈32才のリアル〉詰まった7作目
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10JAPAN
BudaMunk 『The Corner』 EVISBEATSらMC陣とディープなビートが化学反応見せるソロ2作目
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11OTHER
bloodthirsty butchers 『ソレダケ/that's it サウンドトラック盤』 代表曲~貴重ナンバー収めた石井岳龍監督による劇映画サントラ
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12DANCE / ELECTRONICA
YOJI BIOMEHANIKA 『Chapter X』 ビッグルーム路線に転じEDM視点でも激アゲな新作
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13JAPAN
tio 『1984』 メロディーへの信頼を共通項にパンク~ディスコ~レゲエと何でもアリの節操のなさが魅力的な新作
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14POP / ROCK
ジェイミーXX 『In Colour』 XX勢も尽力した歌もの含む、DJ/リミキサーとしての経験映した多彩な音楽要素組み込む初ソロ作
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15OTHER
「山口小夜子 未来を着る人」 東京都現代美術館での展覧会も開催中、アジア人初トップ・モデルの軌跡を写真資料で追った一冊
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16JAPAN
サ上と中江 『ビールとジュース』 異色のラップ・デュオによる真っ当にファンキーなミニ作
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17JAPAN
Char 『ROCK十』 泉谷しげるや松任谷由実、JESSEら12組のアクトに楽曲提供とプロデュース依頼した快演連発の還暦記念盤
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18DANCE / ELECTRONICA
ロウ・リーフ 『Akashaalay』 ビートメイク/ハープなどの演奏&タガログ語の歌唱で極彩色の音世界描いた2014年作がCD化
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19DANCE / ELECTRONICA
ノジンジャ 『Nozinja Lodge』 シャンガーン・エレクトロの可能性を拡張する名門ワープからの初作
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20R&B / HIP HOP
「メイド・イン・アメリカ」 ディアンジェロやランDMCなど集結したジェイZ主催フェスのドキュメンタリーがDVD化
1位を獲得したのは、2014年解散のBiSに代わるグループとして結成された〈新生クソアイドル〉ことBiSHのファースト・アルバム『Brand-new idol SHiT』。抜群の〈歌力〉で聴かせるメンバーのアイナ・ジ・エンドをはじめ、ガムシャラな女の子たちの青春が詰まった力作に仕上がっています。また、DJの須永辰緒によるプロジェクト=Sunaga t Experience、世界の巨大フェスやスーパー・クラブで活躍してきたYOJI BIOMEHANIKA、還暦を迎えたCharといったヴェテランから、インディー・ロック×パンクの新たな文脈を切り拓く苫小牧のバンド、NOT WONKや、弱冠20歳にして人気ネット・レーベルのTREKKIE TRAXの運営に携わるTaimei Kawaiのソロ・プロジェクト〈Carpainter〉といった若手まで、幅広い世代/ジャンルの邦人アクトの新作がランクインしました。
ほかにも、狐火、BudaMunk、サイプレス上野と東京女子流の中江友梨によるサ上と中江というヒップホップ寄りアーティストの新作や、石井岳龍監督がbloodthirsty butchersの吉村秀樹からのインスパイアを元に作り上げた、ブッチャーズ曲から成る劇映画のサントラが上位に。海外の作品では、エックス・エックスのジェイミーXXが放った初のソロ作、日本人ベーシストの安ヵ川大樹を擁するニューヨーク・スタンダード・クァルテットの通算4枚目のアルバムが注目を浴びるなか、まったりとしたレトロ・ソウルを鳴らすフランス産バンド、ジョン・ミルクのデビュー作が3位と健闘しています。