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東海のキーマン、DJ RYOWの新レーベル・DREAM TEAM MUSICが最新ミックスCDと共にお目見え! SOCKSの新作も登場

東海のキーマン、DJ RYOWの新レーベルが最新ミックスCDと共にお目見え! 注目すべきSOCKSの新作も控えているぞ!! 

 

 〈DREAM TEAM MUSIC〉というレーベル名から彼の初作『PROJECT DREAMS』を改めて連想した人なら、以来10年に渡って東海シーンを牽引してきたその功績を改めて実感することだろう。いまや全国区でDJ/トラックメイカーとして活躍し、アパレルブランドの運営に至るまで八面六臂の活躍を見せるDJ RYOWが、新たに自身の音楽レーベルを設立したのである。その第1弾としてまずリリースされたのは、日本語ラップの名曲ミックスCD『THE MIX TAPE VOLUME #1 -BACK TO THE CLASSIC CUTS-』。刃頭の“BALL”でリスナーを一気に〈あの時代〉に引き戻し、“証言”や“人間発電所”“蜂と蝶”“病む街”“AREA AREA”などを畳み掛けてくるクラシック感は揺るぎないが、そこにRYOWならではの新たなリミックスなどを挿んだ贅沢すぎる展開はさらに興奮必至だ。

DJ RYOW THE MIX TAPE VOLUME #1 -BACK TO THE CLASSIC CUTS- DREAM TEAM MUSIC(2015)

〈新曲〉となる8曲は、ちょうど1年前に予定のあったTOKONA-Xのアルバム用に準備されていたもの。RYOW自身やPAISLEY SOUND、刃頭、"E"qualらがリミックスを担当し、餓鬼レンジャーM.O.S.A.D.のアレにRYUZODABOも加わったMURO製の“GETTIN' HI 7 MIC”、10年前から圧殺級の名曲にANARCHY般若が挑む“WHO ARE U? 2015”など新たなゲストの奮闘も聴きどころだ。終盤にBALLERSを従えたTOKONAの新曲“TOKAI X BULLSHIT”を投入し、MACCHOの語りが熱いDJ CELORYリミックスの“Where's My Hood At?”へ流れ込む作りに、RYOWの意志とレジェンドへの深い敬愛を感じられるだろう(リリース日は11月22日!)。

 

 

 それに続くのは、レーベル第1弾アクトとなるSOCKSのニュー・アルバムだ。名古屋を中心に活動し、RYOWのプロデュースする若手集団・YOUNGEST IN CHARGEでアルバム『THE LEADERS OF NEW SCHOOL』を発表したのが2009年のこと。その後はソロ・デビュー作『Street Amateur』(2011年)やSocksMobでの『YouHateSocksMob Vol.1』(2013年)を発表しつつ、今年はAK-69の“A Hundred Bottles Remix”に抜擢されるなど数多くの客演を経験してきた。

SOCKS Never Dream This Man DREAM TEAM MUSIC(2015)

 まさに満を持しての登場となる今回の『Never Dream This Man』では、RYOW & GROWTHコンビの仕事を中心に、NATO製のGファンクHABANERO POSSEによるムーンバートンも盛り込み、想像以上に多彩なトピックとヴァラエティー豊かなサウンドが楽しめる。KOHHとのベース・チューンや刃頭の重厚な音術でYUKSTA-ILLと絡む“Ownerz of Honor”などコラボの出来もいいし、肩の力を抜いたパーティー路線からシリアス系、ビギーを引用しつつ父を偲ぶ“Big Poppa”など主題の幅広さも奏功して主役のユニークなスキルが引き出された一枚と言えそうだ。過去と同時に未来も提示するDREAM TEAM MUSICの動きに今後も注目しておきたい!

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