今回も総勢24名もの客演を結集した、大盤振る舞いな11作目。AKLOとの“RUNUP”や、ILLMARIACHI曲がモチーフの豪華リレー“博徒2020”など硬派なスタイルで〈らしさ〉を示す一方、メロウな歌モノで繋ぐ中盤以降が大きな聴きどころ。シリアスな表情を見せる作中にあって、角刈りアンセムなど随所で耳を惹くラインを聴かせるSOCKSは、並みいるメンツを差し置いて曲調選ばぬオイシイ役回りに。