ジャクージのメンバーであるロベルト・コッチのソロ・プロジェクト、ロボット・コックの4年ぶりとなる作品。レーベルをモンキータウンへと移し、活動の拠点もベルリンからLAへ。アナログ・シンセの多用やフィールド・レコーディングの採用など、環境の変化はサウンドにも顕著に現れているが、一番の変化はやはり自身のヴォーカルを披露していること。アルバムのラストを飾る“Care”の美しさは特筆モノ。