モードセレクターが主宰するモンキータウンからの新人、ガジェックのデビュー作。クラークを彷彿させるソリッドで予測不可能なサウンドは、素性不明ながらいきなりアルバム・リリースという特別待遇にも納得の完成度。さらに、21のトラックが3つのパートに分けられた構成も規格外だ。これらを自在に組み合わせて展開するライヴ・セットは海外のフェスで実証済みとあって、ブレイクは秒読みか。